ラフ旅48日目@MONGOL800 -message-を観る 〜 広島
ラフ旅48日目のはじまり、はじまり〜。
【周南西緑地公園キャンプ場】で起床。
今日は広島でMONGOL800のドキュメンタリー映画を観に行く予定なので早めに行動開始!!
Gt.儀間崇さんの脱退のタイミングで公開なんで何か感じれるはず!
絶対に観るっきゃない!!
【広島バルト11】で「MONGOL800 -message-」を観ます。
久しぶりにショッピングモールに入りました。
モールに溢れる俗物には目もくれず、真っ直ぐ映画館まで行きます。
ポスターありました。
何というか感慨深いものがあります。
少し前から色んなロックミュージシャン(Ken Yokoyama、BRAHMAN、Hi-STANDARD)がドキュメンタリー映画を公開してたんで、モンパチもドキュメンタリー映画が出たかと感動。
映画観ました。
観終わった直後は感情がごちゃごちゃして落ち着かなくて、3人とも言葉が出てこなかったです。
映画館を出て誰かが「ヤバかったな」って零して、少しづつ感じた事を話したり、モンパチの事を話したりして、ちょっとずつ気持ちが落ち着いてきて、やっぱりモンパチが大好きでこれからも応援しようって思いになりました。
本当に
儀間崇、20年間ありがとう!!
MONGOL800、ありがとう!!
真っ先にこの言葉が出てきました。
バンドって難しいんだなぁって思いながら、他人と1つの事を続けていく事の大変さや難しさ、もちろん苦労を吹っ飛ばすぐらいの興奮や楽しさもあるんだろうけど
コレから進む道にはそんな山も谷もあるんだろうなぁと思ったり。
3人とも映画を観て、感じた事に違う部分もあって感想を話す時間は宝物になったと思います。
※ネタバレになるんでがっつり感じた事はつぶやきゾーンに書こうと思います。
MONGOL800好きとかバンド好きは絶対に観て欲しい。
2週間限定公開なんで要チェックや!!
映画の後は遅めの昼飯。
広島に来てるんでやっぱ「お好み焼き」でしょ!!
店構え、しっぶ!!
中の渋い感じもいい。
漫画のチョイスもgood
有名人のサインだらけじゃ
「ふみちゃんスペシャル」「肉うどん焼き」「野菜焼き ソバ入り」を注文。
広島焼き、ドン!!
めっさ美味そう!コレが広島風か!!
広島風はクレープ状の生地に具を重ねて焼くらしいです。
そして、味も申し分ない美味さ!
サインだらけになる理由もわかります!!
広島風お好み焼きを食べるなら【ふみちゃん】で食べてみてくださいな。
改めて、広島から岡山目指して出発!!
【本郷憩いの森キャンプ場】で今日は宿にします。もちろん無料。ラフクルーは無料のキャンプ場がほとんどです。
到着する頃には暗くなってました。
銭湯に行きたかったので即座に夜飯。
お馴染みの質素メシ。食パンと卵です。
飯の後は銭湯!!
近くに【銭湯 遊湯】という銭湯があったんでそこでお風呂です。
さすが広島、カープ推し!!
お手頃価格430円で入浴可能。
良い湯をいただいて、ロングドライブの疲れも吹き飛びました。
【銭湯 遊湯 公式HP】 福山市松永にある銭湯です。尾道から車で15分
寝るためにキャンプ場に戻ります。
キャンプ場に着いてから判明しましたが
水道は1つ、水道の水は飲めない、トイレはボットン式、トイレに100はくだらない羽虫、アオダイショウがいる、今までのキャンプ場では最悪の環境でした。(無料だから仕方ないか・・・)
銭湯の余韻に浸りながら就寝。
MONGOL800の映画を思い返しながら眠りに着きました。
明日は岡山に上陸。ばいちゃ〜。
ガチUFOキャッチャー。
〜ちょこっとつぶやき〜
※MONGOL800 -message-のネタバレを含むと思うのでコレから観ますよって方はホームボタンを押して下さい。
MONGOL800が7/5から2週間限定で公開しているドキュメンタリー映画「MONGOL800 -message-」を観ました。
この映画はMONGOL800の20年間とGt.儀間崇の心境と脱退、バンドのこれからを語った映画だった。
映画の冒頭は、バンド結成時まだバンド名もついていない頃の3人のライブ映像から始まる。
それから、バンドの20周年を振り返っていき20年目に行った1stアルバムツアー「GO ON AS YOU ARE TOUR」と日本武道館でのライブの場面まで進んでいく。
当時、学生だったため出来なかった1stアルバムのツアーを20周年で行うのがファンとしては粋に感じたし、当人達も楽しんでいる様子が伝わってました。
日本武道館の映像が終了し、Gt.儀間崇の脱退についての心境を語る場面に移る。
キヨサクやサトシが語る場面もあるが、Gt.儀間崇の脱退に関する心境をまとめると以下になる。
- バンドが大きくなりすぎて10年ぐらい前からバンドの活動が重荷になっていた。
- ライブ前に体調を崩して、吐いてしまうレベルの影響
- 高校卒業後からバンド活動しかしていなくて、年を重ねるに連れて世の中には沢山の仕事があって他の仕事に触れてみたいと思うようになった。
- 崇の昔の理想は仕事をしながら土日でバンドをやる。
- ライブでお客さんの前に立った時は本当に楽しんでいた。
- ファンにはいきなりこんな形になって申し訳ないと思っている。
- 崇自身もまだ心の整理がついていない
バンドが前に進んでいくに連れて、崇の中で少しづつバンド活動が負担になっていた。
もしかすると、10年近くビジネス的な感覚での音楽活動になっていたのかもしれない。
劇中にキヨサクがこんな発言をしていた。
「バンドって絶妙なバランスで成り立ってるんだよね。3人とも歪で違う方向を向いてるけど、今までは成り立ってた。よく20年も続いてたと思うよ。音楽だけで繋がってる3人だった。」
確かにMONGOL800のメンバーは3人とも各々のステージを持っている。
Vo/Baのキヨサクはウクレレジプシーやアロハシャツブロッサムとカレー屋。
Gt.崇はバーコックスやギマ倉庫。
Dr.のサトシは釣りとTetrapots。
この3人が音楽だけでMONGOL800で繋がっていた。
だけど、崇の理想とする事が変わってしまっただけの事。
キヨサクとサトシのMONGOL800としての見ている理想には崇が必要。
とても難しい。
20年間もバンドを続ける(同じ事を続ける)事だけでも凄いこと。
その20年の時間を共有した3人が決断した新しいスタート。
確かに崇がMONGOL800から脱退する事はファンとしては悲しいし寂しい。
だけど、儀間崇の新しいスタートを素直に応援したいし、20年間ありがとうって感謝の気持ちを伝えたい。
ファンに申し訳ないって思わずに、イキイキとしてる儀間崇の姿が早く見れると嬉しい。
そして、MONGOL800に対してもありがとう。
これからも応援して行くし、大好きなバンドです。
この映画から、「誰かと何かを続ける事の難しさ」と「理想のために行動すること」を教えてもらった。
20年間MONGOL800を3人で続けてきた事はとんでもない偉業。
僕らもゲストハウスをやっていく中で、衝突していくことが沢山あると思う。その時、どういう対応が正解なのか、ただただ素直に気持ちをぶつけるべきなのか。
日本一周の旅で答えを見つけたい。
「宮古島でゲストハウスを作る」
ワタルが言い出した発言に乗っかった3人の男達(僕とケイタとタケノリ)。仕事を辞めて50万を持ち寄っての日本一周。
各々が自分の理想のために行動した。
自画自賛をするわけじゃないけど、簡単なことではないと思う。
だから僕は、一緒に旅するラフクルーの仲間を心からリスペクトしてます。(というか、毎日を必死に生きてる人は全員リスペクトしてます。特にこの仲間ってこと)
崇の行動はすごく勇気がいる行動だったと思う。いくつになっても自分の理想のために行動できる男でありたい。
「MONGOL800 -message-」
ずっと見続けてきたバンド。映画を観ながら、感情が滝のように流れてきて、溢れてきて、止まらなかった。
MONGOL800からのmessageは受け取った。明日からまた自分を歩いて行こう。